webイベ月の見る夢2025 展示新作 あとがき
注意書きを全部に書いたら、だいぶ、あとがきを入れるとくどいのであとがきはこちらにまとめます。
●太陽の騎士(瑶愫)
私は個人的に射日の征戦の期間のなかでも、阿瑶が無所属の時期(温氏に行く前)に秦愫と阿瑶は出会ったと思ってます。
ではなぜ今回温氏にいたころにしたのか
ロマンチックだから。どう見ても敵が助けてくれるなんてシチュ、ロマンチックすぎませんか。それだけです。だって、金氏の縁者ですって秦愫助けたら、温氏への反逆者(スパイ)バレバレじゃないですか。辻褄があってませんがロマンスなので許しておくれ。
この作品はいわゆる『金光善に取り入るために秦愫を助けた』説のアンチテーゼ作品です。
彼らの出会いはかなりロマンチックで互いに運命を感じていたはず!です!
お読み頂きありがとうございました。
●Revison(瑶愫)
revisionには沢山意味がありますが、今回の対応する日本語は「改稿」です。
たとえ、秦愫か生まれ変わって金光瑶に出会っても自らの意思で拒絶するしか自分を守れない。反面、彼女の半生は金光瑶との愛が形作っていたのではないか。
秦愫は金光瑶の愛の全てを否定したい。しかし否定すれば、彼女自身のアイデンティティが塵と化してしてまう。そんな作品でした。
ナイフはシェイクスピアの戯曲・リチャード三世のアンへのリチャードのプロポーズ(引用部分)のオマージュでした。
リチャードと違い、金光瑶は引き換えに自分を愛せとは言えない。ただ秦愫への愛は彼女自身だけには否定されたくない、そんな悲痛な理由になるのではと思います。
私の解釈は最終的に秦愫は自分の意思で自害した、です。死という形ですが、彼女は自己決定をしたのだと思います。自分で愛する人を親に頼らず、自分で見つけ、それを突き通した彼女だもの。
その上で金光瑶はそうなることを予期していた。彼女が生きて自分の味方や共に戦うことはないだろう、と。だから死ぬことを分かっていたのだろうと感じます。
この作品がどこが転生後現実軸どこが作中劇なのかは読む人次第…という書き方を今回はしてみたので、読みにくかったかもしれません。
ありがとうございました。
●片翅の蝶(曦瑶)
この話は片割れ探しの物語ではなく、藍曦臣と金光瑶はひとりずつ片翅の蝶。そもそもひとつの蝶だったことはないけれど、互いを支え合い飛べた日々もまた真実で尊い。互いが別々で、完全にひとつになったことがなかったのも真実、というお話でした。
片翅の蝶は不完全なものとして書いてますが、ふたりが不出来だって話ではなく、人間誰しもが片翅しか持たないと思い込んでるんだろうなぁって世界線の片翅の蝶です。だから片翅なのにひとりで実は飛べちゃうんですね。
ここからは考察(作者が考察すな)
藍曦臣の本当の金光瑶への思いは強く、金光瑶の元に届いた。藍曦臣は知らず知らずのうちに、恐怖に否まれていた金光瑶を救い出していた。幻覚としての藍曦臣は幻覚だけど、藍曦臣でもある。
そしてふたりは引かれ合い、再会を果たす。
そんな話に読めるかもしれない。
ありがとうございました。